こんにちは!
2歳と0歳の子育てをしている、2児ママのれこ(@aj4566)です。
- 離乳食ガイドライン2019年改定版の変更点は?
- 最新の離乳食の進め方が知りたい
この記事では以上のことが分かります。
最近の情報を元に、離乳食を進めるお手伝いができれば幸いです。
分かりやすくまとめたので、最後まで是非ご覧下さい。

離乳食ガイドライン2019年改訂版変更点6つ
- 卵は生後5~6ヶ月ごろから
- 生後6か月からの鉄・ビタミンDの意識的な摂取について記載
- 離乳食の進め方・摂食機能の目安を記載
- ベビーフードの活用を
- 離乳開始前の果汁やスプーン練習も必要なし
- イオン飲料の摂取について新たに記載
①卵は生後5~6ヶ月ごろから(食物アレルギーに関する情報)
- 以前→生後7~8ヶ月頃から開始
食物アレルギーの発症を心配して、離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はない。
このことから現在は…
生後5~6ヶ月頃から与える
に変更になっています。
赤ちゃんに湿疹がある場合、すでに食物アレルギーの診断がされている場合、離乳食後に発症した場合は自己判断せず必ず医師の指示に従いましょう。

②生後6か月からの鉄・ビタミンDの意識的な摂取について記載
母乳育児の場合、生後6か月の時点で、ヘモグロビン濃度が低く、鉄欠乏を生じやすいとの報告がある。また、ビタミンD欠乏18の指摘もある
鉄不足の予防のため、適切な時期に離乳食をスタートさせる必要があります。
- 育児ミルク・フォローアップミルクを牛乳の代わりに使う
月齢に合わせて鉄分が添加されているミルクを調理素材として使うのはオススメです。
フォローアップミルクは基本的に母乳・ミルクを飲まない時に使用するものになります。
- 赤身の肉・魚
- レバー
- 卵
- 大豆など
育児用ミルクの場合は鉄不足を考慮しなくてもいい理由
だから育児用ミルクを飲んでいる赤ちゃんの場合は、鉄不足になる可能性が低くなります。
③離乳食の進め方・摂食機能の目安を記載
離乳食の進め方の目安(従来版)
離乳食の進め方の目安(改訂版)
離乳食がスタートした後も…
母乳は授乳リズムに沿っていれば、欲しがる量を与えても大丈夫です!
「泣いたから」「あやすために」といった理由で時間や間隔に関係なく与えるのは避けましょう。
早産時は「修正月齢」でスタート
本来の出産予定日からカウントした月齢のこと
早産児は、修正月齢が5~6ヶ月頃に離乳食を始めます。
④ベビーフードの活用を
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳食の手作りが負担に感じる場合には、赤ちゃんの月齢に合ったベビーフードを利用することをすすめています。
⑤離乳開始前の果汁やスプーン練習も必要なし
- 離乳食開始前の果汁
- スプーンの練習
ひと昔前はこういった離乳食の進め方がポピュラーでした。
しかし、果汁の栄養学的意義は認められていません。
どちらも離乳食開始前には必要ありません。
⑥イオン飲料の摂取について新たに記載
- イオン飲料(スポーツドリンク)は、基本的に摂取する必要はない
塩分・糖分を多く含み、肥満や虫歯の原因になることや、イオン飲料の多量摂取による乳幼児のB1欠乏も報告されています。
離乳食におすすめの本
離乳食の進め方や、月齢に合わせた食材、硬さの目安などが分かります。
実物大の目安が写真で分かるので重宝しています!
離乳食ガイドライン2019年改定の内容も見やすく盛り込まれています。
離乳食ガイドライン2019年改定版(厚生労働省)変更点6つとは?|まとめ
- 卵は生後5~6ヶ月ごろから
- 生後6か月からの鉄・ビタミンDの意識的な摂取について記載
- 離乳食の進め方・摂食機能の目安を記載
- ベビーフードの活用を
- 離乳開始前の果汁やスプーン練習も必要なし
- イオン飲料の摂取について新たに記載
以上、いかがだったでしょうか?
もしかしたら今後も変わる可能性もあるので、育児情報はいつもこまめにチェックしておきたいですね。
ではでは!