スーパーや通販でよく見かける「無添加」表示。
そもそも「無添加」の意味や定義って曖昧でよく分からないですよね?;
そんなふうに感じている方のために、この記事では「無添加とはどういう意味か」を、やさしく、わかりやすく解説します。
- 無添加とは、簡単にいうと余計なものは入っていないという意味。
- 無添加の定義は、法律で決まった定義はない。
- 無添加の不使用の違いは
【添加物】
・添加物を使っていないという全体的な印象
【不使用】
・特定の添加物を使っていないと明確に示す表現
家族の健康や安全を考えるママが、離乳食や家族の食事で迷わないためのヒントとして、ぜひ参考にしてくださいね♪
無添加とは簡単に言うとどういう意味?
まず、「無添加とは簡単にどういう意味ですか?」という疑問からお答えします。
無添加とは、食品をつくるときに「添加物」を使っていないという意味です。
「保存料」「着色料」「甘味料」「香料」などの人工的なものを入れていないことを指します。
無添加を取り入れる意味について

無添加の食品を選ぶのは、体にやさしい暮らしの第一歩です。
できるだけ添加物を減らすことで、体への負担を少なくし、家族みんなが安心して食べられるごはんになります♪
とくに小さなお子さんがいるご家庭では、素材そのものの味を楽しめるのもうれしいポイント♡
ただ、「無添加=絶対に安全」とは限らないので、表示をよく見て、正しく選ぶことが大切です。
無添加の定義
「無添加」という言葉に法律で決まった定義はありません。
でも、消費者庁が2024年から新しいルールをつくり、
「無添加って書くなら、何が無添加なのかちゃんと書こうね」
という決まりができました。
つまり、これからは「〇〇無添加」など、具体的に何を使っていないかを表示するのが基本になります。
- NGな例:「無添加」だけの表示(何が?となる)
- OKな例:「保存料・着色料 無添加」
このルールができたことで、今後はよりわかりやすく正確な表示が増えていくと期待されています♪
無添加と不使用の違い
無添加と不使用の違いは、無添加は「添加物を使っていない」という全体的な印象。
不使用は「特定の添加物を使っていない」と明確に示す表現です。
「無添加」と「不使用」はどちらも“使ってない”という意味ですが、使い方に少し違いがあります。
たとえば、
「無添加ウインナー」
どの添加物を使っていないか不明確
「保存料不使用ウインナー」
保存料は入ってないとわかる
最近は、「無添加」と書く場合でも対象となる添加物を具体的に書くルールが求められています。
これからは「不使用」表示のように、わかりやすい表記が増えていって安心な食品を選びやすくなるといいですね!
無添加表示にはルールがある?見分け方をチェック!
「無添加って書いてあれば安心」と思いがちですが、実は少し注意が必要です。
無添加と書ける基準はある?
「オーガニック」や「有機」と違い、「無添加」という言葉には法律で定められた厳密なルールはありません。
つまり、メーカーによって
- 何の添加物が入っていないのか
- どの範囲まで「無添加」と言っていいのか
は、ある程度自由なんです。
例えば
- 「保存料無添加」と書かれていても、別の添加物は使われていることがある
- 「無添加パン」でも、イーストフードや乳化剤が入っている場合もある
ラベルの見方のコツ
大事なのは、「無添加」と書かれているからといって全部安心とは限らない、ということ。
原材料表示をしっかり見ることが大切です。

※「/」(スラッシュ)からが添加物になります!
(この場合、粘料(加工でん粉)が添加物です。)
表示を見るときのポイント
- 「〇〇無添加」→何が無添加か確認
- 添加物の名前がズラリと並んでいないかチェック
- わかりにくい場合は、信頼できるメーカーやブランドの商品を選ぶ
よくある疑問Q&A
無添加に関するよくある疑問やQ&Aをまとめてみました!
- 無添加って完全に安全?
-
100%安全という意味ではありません。
でも、余計なものを減らしたいと考えるママには、安心できる選択肢です! - 無添加=オーガニック?
-
違います。
オーガニック(有機)食品は「農薬や化学肥料も使わない」など広いルールがあります。
無添加は添加物だけに注目した言葉です。
【まとめ】無添加とは?無添加の意味や定義・不使用との違いについて簡単に解説!
無添加とは?簡単に言うと、余計なものがない食品のことです!
「無添加とはどういう意味ですか?」
と聞かれたら、「余計なものが入っていない、シンプルな食べ物のことだよ!」と答えられたら◎です♪
「無添加」や「オーガニック」と聞くと、つい「体に良さそう」「安全そう」と思ってしまいますが、実はそれだけで安心とは限りません。

大切なのは、表示をしっかり確認し、
バランスの良い食事を心がけることです♪
極端にこだわりすぎず、家族みんなで食事を楽しむことが、子どもの健康にも心にも一番の栄養になりますよ♪
これからも、ママ自身が「これなら安心」と思える食品選びを、少しずつ身につけていきましょう!