「オーガニックと無農薬って、同じことじゃないの？」
「無添加ってオーガニックとは違うの？」
「子どもには安心なものを選びたいけど、言葉がたくさんあってよく分からない…」
そんなふうに感じているママは多いと思います。
- 「無添加」と「オーガニック」の違いは？
- 赤ちゃんや子供には、無添加とオーガニックどっちがいいの？
実は食品表示には意外な落とし穴が潜んでいることもあります。
- 無添加とは、特定の添加物を使用していないこと。
- オーガニックとは、有機栽培による生産が条件で、化学肥料や農薬の使用が制限されいるもの。
- 赤ちゃんや子供に与えるときは、目的によって選ぶことが大事。
- 無添加がおすすめなママ→子どもにできるだけ自然なものを与えたい、素材の味を大切にしたい
- オーガニックがおすすめなママ→未来の環境も守りたい、農薬などが気になる
この記事では、「オーガニック」「無農薬」「無添加」の違いについて、簡単に、わかりやすくご紹介します。
赤ちゃんの離乳食や、家族の食事に気をつかっているママが、毎日の買い物で迷わないためのヒントになれば嬉しいです♪
「オーガニック」「無農薬」「無添加」3つの言葉の違いが気になる理由
「オーガニックと無農薬の違いは？」
「オーガニックとは無添加のこと？」
など、なんとなく知ってるけど、意味はよく分からない言葉がたくさんありますよね？；
なんとなく体に良さそうな印象がありますが、それぞれ意味が違うんです。
まずは、3つの言葉をざっくりと整理してみましょう。
3つの違いがひと目でわかる表（図解）
| 用語 | 意味（簡単に） | 具体的な特徴 | 国のルールがある？ |
|---|---|---|---|
| オーガニック | 自然に近い育て方をした食品 | 農薬・化学肥料を制限、添加物も少なめ | あり （有機JAS） |
| 無農薬 | 農薬を使わずに育てた農産物 | 栽培期間中に農薬を使っていない | 表示に制限あり |
| 無添加 | 添加物を使っていない食品 | 保存料・着色料・甘味料などが不使用 | 基準なし （表現は自由） |
このように、オーガニック＝無農薬・無添加というわけではありません！
オーガニックとは？無農薬とどう違うの？
まず、「オーガニックと無農薬の違い」から見ていきましょう！
オーガニックとは？
オーガニックとは、自然に近い方法で育てられた食品のことです。
日本では「有機JASマーク」がついているものだけが、正式に「オーガニック食品」と名乗ることができます。
- 遺伝子組み換えは使わない
- 添加物もできるだけ使わない
- 土づくりや環境保全も重視
- 農薬や化学肥料は必要最小限
無農薬とは？
「無農薬」とは、栽培中に農薬を一切使っていないという意味です。
ただし現在は、「無農薬」という表記は法律で基本的に禁止されています。
「栽培期間中農薬不使用」などの言い方に変わっています。
オーガニックと無農薬の違いとは？
「オーガニックとは無農薬ですか？」と聞かれることがありますが、実は少し違います。
- 無農薬＝農薬を使っていないことだけ
- オーガニック＝農薬も化学肥料も使わないようにし、その他の環境や飼育方法なども守るルールがある
つまり、オーガニックの方が広い意味を持っていて、無農薬はその一部と考えると分かりやすいです。
オーガニックと無添加の違いとは？
次は、「オーガニックと無添加の違い」について見ていきましょう。
無添加とは？
無添加とは、保存料や着色料などの食品添加物を使っていないという意味です。
たとえば、こんな表示のある食品が「無添加」とされます。
- 保存料・着色料不使用
- 合成甘味料不使用
- 化学調味料不使用
ただし、「無添加」と一口に言っても、何の添加物が入っていないのかは商品によって違うため、ラベルを見ることが大切です！
オーガニックとは無添加ですか？
こちらもよくある質問ですが、答えは「必ずしもそうとは限らない」です。
オーガニックは、できるだけ添加物を使わないルールはありますが、一部は認められています。
無添加は、特定の添加物を使っていないことに特化しています。
無添加とオーガニックの違いとは？
無添加とオーガニックの違いについて簡単に表にまとめてみました！
| 項目 | 無添加 | オーガニック（有機） |
|---|---|---|
| 定義 | 食品添加物を使用していない食品 | 農薬や化学肥料を使わずに育てられた食品 |
| 焦点 | 添加物の不使用 | 農法や栽培方法 |
| 表示例 | 「保存料無添加」「合成着色料不使用」など | 「有機JASマーク」がついているもの |
| 認証 | 特に厳しい基準はないことが多い | 厳しい基準と認証が必要 |
| 注意点 | すべての添加物が使われていないわけではない | オーガニックでも添加物が使われることがある |
| 選ぶときのコツ | 何が無添加かをラベルで確認する | 有機JASマークを目印にする |
無添加とオーガニックはどっちがいいの？
「無添加」と「オーガニック」どちらも子供や赤ちゃんへの健康に関しては、安全な面が多いといえるでしょう。
しかし、「どちらが良いの？」と迷ってしまいますよね？；
ここでは、それぞれの特徴を踏まえて、「無添加」と「オーガニック」どちらがいいのかについてお話しします。
無添加がおすすめのママ
「子どもにできるだけ自然なものを与えたい」と思うママは、無添加をおすすめします。
添加物や保存料が含まれていない食品は、安心して食べさせられるというメリットがあります。
- アレルギーが心配
お子さんがアレルギー体質の場合、無添加の食品を選ぶことで、余計な添加物による影響を避けることができます。 - 素材の味を大切に
無添加の食品は、素材そのものの味が楽しめるため、食育にもつながります。
子どもが食べ物の味を覚える良い機会になりますね。 - シンプルな成分
無添加の製品は、成分がシンプルでわかりやすいので、何が入っているのか一目でわかります。
これも安心感につながります。
オーガニックがおすすめのママ
「未来のために長く続けられること、環境を守ること」が大事なママは、オーガニック食品をおすすめします。
オーガニック食品は、農薬や化学肥料を使わずに育てられたものなので、自然に優しい選択肢です。
- 環境を大切にしたい
オーガニック食品を選ぶことで、農薬の使用を減らし、環境保護に貢献できます。
子どもたちの未来のために、地球を守る選択をしたいと思うママにはぴったりです。 - 農薬の影響を避けたい
お子さんがアレルギー体質の場合、オーガニックの食品を選ぶことで、余計な農薬による影響を避けることができます。 - 安心の認証
オーガニック製品は、厳しい基準をクリアしたものが多く、認証マークがついています。
これにより、品質が保証されているという安心感があります。
また、一つの選択肢にこだわりすぎず、多様な食材から栄養バランスを整えることも重要です。
例えば、「有機JAS認定」のベビーフードなどは安心して使えるアイテムとして人気があります♪
旦那さん無理をせずに、
できる範囲で取り入れていくのが
長続きのコツです♪
【まとめ】オーガニック・無農薬・無添加の違いを解説！おすすめはどれ？
赤ちゃんや子供への食材選びでは、「無添加」と「オーガニック」の違いをよく理解しておきましょう♪
それぞれのメリットとデメリットを考えた上で適切に選ぶことが大切です。
無添加食品は添加物を使わないことに重点を置いていますが、オーガニック食品は農法や栽培方法に焦点を当てています。
食品表示の落とし穴に気をつけながら、赤ちゃんにとって本当に良い食べ物を選んでいきましょう♪
ぜひ今回の記事を参考にして、家族に優しい食品選びを実践してみてください！
- 農林水産省：有機食品の検査認証制度
- 消費者庁：食品表示のルール